有名なアントチェアの椅子デザイナーとしてのイームズについて紹介します!

椅子デザイナーとしてのイームス イームス夫妻 <チャールス・レイ・イームズ> Charles・Ray・Eames チャールズ・イームズとレイ・イームズ夫妻は共に家具のデザインを手掛けました。
初期は合板加工でしたが、他にもプラスチック、繊維強化プラスチック、ワイヤーなどを素材として椅子などをデザインしました。
特に有名なものとしてプライウッドチェア、アルミナムグループ、ラウンジチェアチェア&オットマン、ワイヤーメッシュチェアなどがあります。
建築から家具に至るまで理想を追求したデザインなど。
映画制作、写真、展示デザイン、グラフィックデザインなどでも活躍しました。

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シェルアームチェアDAX 用途:チェア チャールズ・イームズのシェルチェアは、1948年に近代デザイン製品をコレクションすることで他の美術館との差別化を図っていたMomaが、家具非営利団体の共催で行った「ローコスト家具デザインコンペ」に出品した作品の一つの椅子でした。シェルチェアはチャールズ・イームズが当時取り組んでいた成型合板での大量生産可能なデザインを実現しようとした本格的な取り組みでした。しかし、成型での製作が難しかったのですが、新素材であるFRPを利用することで見事に製品化することができました。
シェルアームチェア プライウッドラウンジチェアLCW 用途:チェア イームズ夫婦は1940年ごろから当時は製造することが難しいとされていた、べニアシートを熱や圧力を加えて成型する実験をしていました。そして1942年、実験の結果プライウッドを使った方法を開発しました。低価格ながらも高品質で大量生産が可能な椅子を作り出しました。この形成技術により連結部品を省くことができるので、製品自体の重さを軽くすることができるようになりました。この技術は現代家具デザインの基礎となっていきました。
ラウンジチェア シェルサイドチェアDSR 用途:チェア イームズ夫妻のデザイン史に残る名作です。プラスティックを一体成型した座面とエッフェルと呼ばれるスチール脚部の組み合わせた完成度の高いデザインです。現在は再資源化できるポリプロピレン製となっていますが、当初はFRP(ガラス繊維強化プラスチック)素材で製造されていました。時代を超えて今でも座り心地のよい椅子として親しまれています。
スワンチェア シェルアームチェアRAR 用途:チェア イームズ夫妻のシェルチェアは時代を超えて残っています。RARの意味は“Rocking Armchair Rod base”の略です。1968年ごろまで販売されていた人気のロッキングチェア。インテリアのアクセントとして、一脚でも絵になるロッキングチェアの定番です。ロッキングチェアとしても快適です。ゆりかごのように、いつまでもユラユラと揺れていたくなるチェアです。
シェルチェア アルミナムグループチェア 用途:チェア イームズ夫妻のアルミナムグループチェアは1958年にデザインされました。横ラインのフラットシートのローバックタイプで高さの調節機構もついており使いやすい椅子になっています。アルミナムグループチェアは屋内外兼用のインドア・アウトドアやレジャーの椅子として考案されたものです。今ではアルミナムグループチェアはオフィスチェアの名作になっています。
エッグチェア