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島原半島記
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島原半島自然環境項目一覧
自然環境
◇平成新山 長崎県で一番高い山で、日本で一番新しい山
◇諏訪の池 断層地形を利用して造った人口の池
◇早崎半島 古い時代の様々な地質を見ることができる半島
◇棚田 千々石町の棚田は「日本の棚田百選」に認定
◇緑のトンネル 1928年から10年間運行した小浜温泉鉄道の廃線跡にできた道路
◇アーチ式石橋群 江戸時代末期に架橋されたアーチ式石橋
◇有明の大クス

平 成 新 山 ◇

日本で一番新しく長崎県で一番高い山(1482.7m)で、島原半島ジオパークの中心的なジオサイトです。1990年(平成2年)に始まった噴火活動では、溶岩ドームが崩落し火砕流を発生させ、死者行方不明者を出す大災害となりました。溶岩ドームの中央部の尖った高まりは、溶岩尖塔(ようがんせんとう)とよばれ、根元では今でも火山ガスが出ています。その噴気温度は、1995年には約750℃ありましたが、今では約200℃まで下がっています。
2003年からは、噴火直後のマグマの通り道『火道(かどう)』を彫り抜くという世界で初めての試みが行われました。この結果、火道の石を取り出すことに成功するとともに、火道はこれまで考えられていたようなパイプ状ではなく、厚さ数mから数十mの板状であることなど、新しい発見がたくさんありました。
 平成ん新山の頂上付近は大小の溶岩のかたまりでおおわれ、崩落の危険もあるため一般の登山は禁止されていますが、学術・防災関係者による年に数回の調査登山は実施されています。
諏 訪 の 池

 諏訪の池は、1616年に造られた人口の池です。諏訪の池周辺の石は、雲仙火山が誕生する50万年前以前の火山活動によるもので、比較的平坦な地形を作っています。しかし、諏訪の池の南東側にある国道に沿って、30〜40mもの差がある急な崖になっています。この崖は、断層の動きによってできたもので、地域の人々は崖の根元にあったくぼ地をうまく利用して、水を溜めて池をつくり生活してきました。
 諏訪の池のほとりに建つ雲仙諏訪の池ビジターセンターには、諏訪の池周辺の立体模型の展示があり、これらの地形を確認することができます。この他にも、野鳥や動植物の観察などができる国民休暇村として整備されており、季節ごとに違った自然を楽しむことができます。
早 崎 半 島

島原半島南部では、雲仙火山が噴火を始める前の古い時代の様々な地質がみられます。
 南島原市口之津町の早崎半島では、島原半島で一番古い火山の噴火の様子を見ることができます。島原半島で一番最初の火山活動は、約430万年前のことで、このころ九州は大陸と陸続きだったと考えられています。当時の噴火は、現在の雲仙火山で見られるような流れにくい溶岩とは異なり、玄武岩と呼ばれるハワイの火山で見られるような、とても流れやすい溶岩の噴火でした。
 早崎半島の海岸を歩くと、吹き飛ばされた玄武岩の破片が水中に落下した様子や流れやすい溶岩の流れが重なっている様子などを観察することができます。
棚 田

西日本の棚田は、急傾斜地にあるものが多く、土手にお城の石垣のように丁寧に石を積んだものが主体となっています。日本全国に棚田はありますが、島原半島にもこのような石積みの棚田が多く存在し、美しい景観をつくっています。特に、千々石町の棚田は「日本の棚田百選」に認定され、約180年の歴史があると言われています。
緑のトンネル

千々石から小浜へ続く海沿いには、坂がほとんどなく、ゆっくりとしたカーブが続く道があります。ここには、海まで迫る猿葉山溶岩(中期雲仙火山)の切り通しの狭い道の頭上を、樹木が厚く覆う「緑のトンネル」があります。この道は、1928年(昭和3年)から10年間運行した小浜温泉鉄道の廃線跡です。
アーチ式石橋群

島原半島には、32基のアーチ式石橋があります。そのうちの9基は、南島原市を流れる有馬川水系にあります。中でも写真の「面無橋」は、江戸時代末期に架橋された日本でも珍しい「自然石」を使ったアーチ式石橋で、大変貴重なものです。石橋の河床を60cm掘り下げ、川の流れを速くすることで崩壊を防ぐ工夫がしてあります。
有明の大クス(松崎の大クス)

個人宅の庭の中にある長崎県の中でも最も大きな巨樹。普賢岳の噴火にも耐えた。
かんざらし

かんざらし「かんざらし」はミネラル分が豊富な島原の湧水を用いて作る白玉粉の生地と甘いシロップで、水道水では作り出せない食感の団子と、奥の深い味のシロップが特徴です。
手延べそうめん

手延べそうめん「手延べそうめん」は島原の乱の後に島原半島にやって来た入植者から手延べそうめんの製法が伝わったとされています。手延べそうめんが350年以上の長い間、島原半島で作られ続けている理由は、上質な小麦粉や、豊富な湧水、塩、乾燥させるに適した気候などに恵まれていたことがあります。
湯せんぺい

湯せんぺい「湯せんぺい」は小麦粉と砂糖に冷ました温泉水を使うことが特徴です。さくさくとした歯ざわりと、独特の風味があり、明治の中期から小浜や雲仙で作られ続けています。
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